No.100 超秘吟酒  1999(平成11)年5月号掲載

 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第100回目は、心酔わせる福井の清酒 「超秘吟酒」のお話しです。

 福井で醸造される清酒、地酒は「いい酒を造るんだ」という 醸造業者各位の並々ならぬ努力と研究のたまもの──とは、当欄No.23で既報済み。
そして近年、全国の清酒メーカーが競って販売している「大吟醸」と呼ばれている 日本酒の本家は、20数年前、わが福井の醸造元が元祖 (本誌平成8年11月号コーヒーブレイク欄で既報)。
そしてこの4月「そんな大吟醸を凌駕する」といわれて、 名乗りを挙げたのが「超秘吟酒」なる幻ではない、本物の名酒──。

 この超秘吟酒は、白山水系一乗谷流系の地下30〜40mを流れる、 岩深水の伏水を極寒気に汲み上げて、吟味した注文作付けの山田錦を原料米として仕込み、 醪(もろみ)を少しづつ酒袋に分けてから、時間をかけて木槽で搾り、一本づつ手作業で瓶詰め。
これをさらに一定温度で3年間にわたって、じっくり熟成発酵させたもので、 生(なま)で貯蔵して3年の長い眠りから醒めた醇雅極致の逸品。

 こんな清酒が福井で生まれ育つのは、越前ガニや甘エビなど清酒にピッタリの肴と、 酒を本当に愛する人々に喜ばれる、酒造りの心意気があるからでしょう。
この超秘吟酒の銘柄は「酒解(さかとけ)」といい、1853年創業の越前松平福井藩から 認可された由緒正しい、安本酒造の一品。

福井へお出かけの折には、御賞味あれ。
但し予約限定販売であることを、お忘れなく。