No.101 野球用バット生産 1999(平成11)年7月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第101回目は、「野球用バット生産」のお話しです。

 7月になれば、プロ野球はオールスター戦を前に、いよいよ面白くなってきますし、 高校野球の夏季大会も地方戦から甲子園球場へ、大きく展開し話題は「野球」に 焦点が絞り込まれてきます。

 この野球に、なくてはならない道具の一つが「バット」ですが、このバットが福井県は武生市で、 全国の20%も生産されていることをご存知でしたか。
それも木製と金属製の両方を生産するという、日本で唯一の工場なんですよ。
この武生の工場は、「ゼット」ブランドとしてプロ野球用は勿論、 大学・社会人・高校そして一般用など、全てを生産しています。

 武生産バットは、富山県福光町に勤務された創業者のノウハウをもとに、 1950(昭和25)年頃、丹羽製作所として、木製バットの生産を開始したことに遡ります。
創業以来、丹羽製作所はインチキ商品は出さない「本物作り」をモットーに今も生き続け、 現在も数多くの現役プロ選手をはじめ、社会人や大学の選手が愛用している由。
「プロの25%は武生うまれのバットを」というだけあって、 真面目で勉強熱心なプロ選手は「オフの時に武生へきて研究」され、その結果が熱戦の勝敗を、 左右するのかも──。
そんな水面下の舞台裏が、福井にあるなんて、やはり日本のヘソですね、福井は。