No.164 福井県は都道府県の幸福度で日本一 2012(平成24)年4月号掲載


 福井は日本のドマン中「日本のヘソ福井」第164回目は「福井県は都道府県の幸福度で日本一」の話です。

 法政大学大学院政策創造研究科の坂本光司教授らによる47都道府県の「幸せ度」に関する研究成果が平成23年11月9日に発表され、福井県は総合ランキング1位に輝きました。研究は、様々な社会経済統計の中から、地域住民の幸福度を端的に示していると思われる40の指標を上位から順にランキングを付けるとともに10段階評価をして、評点の平均値を計算してランキングしています。指標は「生活・家族部門」「労働・企業部門」「安全・安心部門」「医療・健康部門」の4部門に分け、具体的には出生率、未婚率、離職率、交通事故件数、医療費などです。

 福井県の評点は7.23で、第2位は富山県(7.20)、第3位は石川県(6.90)と北陸3県がベスト3を占める結果となりました。坂本教授は「日本海に位置し、東京から離れた人口100万人前後の県。ものづくり、第二次産業が集積し、失業率の低さや保育所定員数の高さなど就業環境や子育て環境も整っている」と説明しています。46位は高知県、47位は大阪府です。今回のランキング発表は下位にランクされた各県で波紋が広がっており、議会等でこのランキングが取り上げられました。

 トルストイの小説『アンナ・カレーニナ』の冒頭の一行に「幸福な家庭はみな似通っているが、不幸な家庭は不幸の相もさまざまである」と書かれています。福井県は幸福な家庭が作れる環境が整っている県であると言えます。平成25年度卒業の大学生の就職活動が始まっています。全国から優秀な人材を集めるきっかけにしたいランキングです。