No.172 日本一きれいな大野の星空 2014(平成26)年4月号掲載


 

 福井は日本のドマン中「日本のヘソ福井」第172回目は「日本一きれいな大野の星空」の話です。福井県内で最大面積を持つ大野市は、岐阜県の県境に位置し、冬季は特別豪雪地帯に指定されています。北は北海道から南は沖縄まで、全国160ヶ所の中から、平成16年と17年の2年連続で大野市が星空観測に一番最適な町として選定されました。

 昭和63年に環境省が「全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)」というものを始めました。これは夜の暗さを「数値」で表し、大気汚染の状況を継続的に調査するのが目的でした。この観察に大野市が参加し日本一の「数値」が出たのです。3通りの方法で観察を行い数値化します。
  1)肉眼で「白鳥座」「たて座」「いて座」付近に「天の川」が見えるか確認。
  2)双眼鏡で、ベガ(織女星)を含む三角形の中にいくつ星が見えるか確認。
  3)定められた基準で、天井の写真を取ります。
以上の結果を総合判断して全国の数値が発表されます。残念ながらこの「全国星空継続観察」は平成25年以降システム運営が困難になり平成25年3月末で休止しています。

 観察は休止されましたが、きれいな星空は継続しています。大野市の六呂市高原では、天の川が肉眼で見えます。福井に来られた時には大野に訪れて星空を見上げてはいかがでしょうか。