No.181 敦賀城主大谷吉継 2017(平成29)年1月号掲載


 

 福井は日本のドマン中「日本のヘソ福井」第181回目は「敦賀城主大谷吉継」の話です。昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」で片岡愛之助さんが大谷吉継を演じ好評を得ました。 吉継は、豊臣秀吉の小姓から着々と実績を重ね、秀吉政権の下で重用され、天正17年(1589)に敦賀城主となり、12年間才覚を発揮し、軍事・物流の最重要拠点であった敦賀城下の整備拡充を図りました。 慶弔5年(1600)天下分け目の関ヶ原の戦いで、吉継は勝ち目の無い戦いと知りつつ盟友の西軍石田三成側について善戦するが、味方の小早川秀秋などの裏切りが続き、大谷軍は全滅。吉継は自害し、ここに生涯を終えました。 吉継は業病(ハンセン病)により、白頭巾をかぶり、また歩けないので4人担ぎの輿に乗って指揮に当たっていました。 吉継は智勇兼備・人望も厚かった名将として知られ、『名将言行録』に、「吉継、汎く衆を愛し、智勇を兼ね、能く邪正を弁ず、世人、称して賢人と言ひしとぞ」と高く評価されています。

 敦賀市内には、吉継縁の史跡が多数あり、今でも愛されている武将です。