No.20 アラレガコという魚 1986(昭和61)年1月号掲載


 福井は日本のドマン中!第20回目の「日本のヘソ、福井」は、妙なクセのある「アラレガコ」という、 へんな名前がついている、魚のおはなし。

 福井で美味しいものといえば、水が、空気が、米が、魚が・・・・といろいろありますが、 その魚のなかで「アラレガコ」という名の、魚が殊のほか美味しいものとして、 通人から云われています。
通人から云われています・・・・とぼかしていますのも、「アラレガコ」という福井県一の 九頭竜川に生息している魚が、昭和10年6月7日に国指定の天然記念物として、 名誉ある魚になったからです。
この魚、カジカ科の淡水魚の一種で厳冬、というより12月前後に「アラレ」が降る頃、 腹を上に向けて泳ぐ習性があるといわれていることから、この名前がつけられたもので、 冬の間しか食べられない。
勿論、お値段も飛び切り高い。
形が奇妙な魚であるが、それに反して味は天下絶品とか。
甘露煮や味噌汁などは、冬の福井にとって、越前がにとともになくてはならないもの。
でも天然記念物という国指定の「アラレガコ」。
どうして珍味だ、などど知っているのでしょうね!?