No.26 福井市の象徴、足羽(あすわ)川 1987(昭和62)年1月号掲載


 福井は日本のドマン中「日本のヘソ福井」第26回目は福井を象徴する「足羽川」のおハナシ。

 福井市をほぼ東西に流れている足羽川(あすわがわ)を、私達の福井市民が自由に楽しめる 水と緑の公園にするべく、福井市は昨年長期的な整備構想をたてて、その具現化に動きはじめました。
その構想は九十九橋――新明里橋間左岸の「遊戯ゾーン」に、北陸本線――九十九橋間左岸の 「修景散策ゾーン」、そして板垣橋――北陸本線間の両岸における「スポーツゾーン」 の3ゾーンに区分けして多目的に利用できる一大オープンスペースを考えているようです。

 この足羽川左岸堤防に植樹されている桜並木は、わが福井が誇る風物詩。
毎年4月上旬に咲きほこるソメイヨシノの花トンネルの中で、人々は心ゆくまで春を謳歌できます。
この桜は戦後、復興への熱い思いを込めた先人達の手で、昭和28年ごろ植えられました。
その数は733本(左岸堤防518本。右岸堤防215本)。
しかし、その樹齢が50年生に近づき老衰化してきたものの、福井のまちと共に成長してきたこの桜を、 福井市民はみんなで大切に守り続けるのも、福井市民が自由に楽しめる水と緑の大きな名所でもありましょう。
毎年4月初旬に咲き誇るこの足羽川の桜並木を一度みられた方は、 その見事さを忘れられずに再び同じ桜の時季に、来福されるのもむべなるかなですね。