No.27 宝くじの発売第1号は福井県 1987(昭和62)年3月号掲載


 福井は日本のドマン中「日本のヘソ福井」第27回目は地方自治宝くじの発売第1号は「福井県」という話。

 昭和20年7月に日本政府は浮動購買力を吸収して軍事費の調達をはかるため、 1枚10円で1等賞金10万円が当たる「勝札」を発売。
それ以来、昨年で41周年を迎えた宝くじ。
発売累計も軽く2兆円を突破し、宝くじ人口は今や3,200万人をこえると推定されています。
この宝くじは政府くじ、全国自治くじと変わり現在は、ご存知の通り多様化されています。

 この宝くじの中で、地方くじの第1号として「福井県復興宝籤」、 略して「ふくふく籤」が昭和21年12月に登場しました。
このふくふく籤、1枚10円で1等賞金は6本で各1,000円。
当時の時代を反映してか、賞金の他に自転車のタイヤチューブや地下たび等が、 景品としてつくなど発売期間も12月25日から翌22年3月10日迄の、すごくのんびりしたものだったとか。
政府くじは昭和29年に廃止され、その後は地方自治体が単独または共同で発売する 「地方くじ」だけになりましたから、まさに福井県が発行した「ふくふく籤」は 現存する日本の宝くじの元祖ともなる、由緒あるものです。
でも、今まさにブームになっていますその宝くじ。
福井県は60年度の県別高額当せん金(100万円以上)の発生率が、堂々第2位というのも、 宝くじの元祖「福井」のキャリアですかね。
福井の宝くじは大当たりする?という、おハナシでした――。