No.47 らっきょう 1990(平成2)年7月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第47回目は2年栽培では、日本一の生産量をほこる「らっきょう」のおはなし。

 らっきょうは昔から、酢漬けや塩漬けで最も代表的な保存食のひとつでしたし、また漢方薬にもいろいろ 配合されていますし、1日2〜3粒の小さならっきょうを食べるだけで成人病などにも良く効くともいわれています。
そんな、らっきょうの福井産地は青い海と日本海の厳しい荒海に面した三里浜です。
この福井産らっきょう、明治初期頃から各農家の自給用として栽培されはじめ、対象10年頃には 生産量の増加に伴い、袋詰め等にして県外の各青果市場に出荷を始めてから福井産らっきょうの名声がおこりました。

 特に福井の三里浜産のらっきょうは、2年もの歳月をかけてじっくり育てられますので、5〜6回の分球をしており 小粒で繊維が細かく、砂丘栽培のため色白で歯切れが良く、品質的にも最上級と好評をえています。
生産された、らっきょうは日本各地へ、ナマで出荷したり塩漬けや酢漬けにして出荷していますが、 何といっても一番は味付け加工して出荷している「花らっきょう」が福井産らっきょうを良く特長づけています。
この花らっきょうという商品名は、らっきょうを植付けた翌年の秋に赤紫のジュウタンを敷きつめたように 咲きほこる景観と、らっきょうの上下(首と根の部分)を切る、両端(りょうはな)を切る加工法の、 2つの言葉からつけられたといわれています。

 この福井特産「花らっきょう」の小粒で肉がしまった味わいは、福井県下の全ゴルフ場で試食できるとか。
一度お試しいただければ幸いです---。