No.66 花蓮の生産日本一 1993(平成5)年9月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第66回目は「花蓮(はなはす)の生産日本一」のおはなし。

 県都・福井市から南へ30kmにある人口、約5,700人の南条町が、花蓮の生産量日本一(シェア60%強)を誇っています。
夏を告げる花蓮の開花は、ピンク色に包みこむ毎年6月中旬から9月中旬までの3ヶ月間です。
この花蓮は南条町堂宮を中心に周辺の水田約15haで栽培されていますが、1974年から栽培を開始しました。

 品種は誠蓮で濃紅色の花弁が100枚以上ある多弁性の八重蓮。
主として仏事用として7月に関東、8月に関西方面に出荷されます。
南条蓮生産組合からの出荷量は、1990年で約20万本と全国シェアの60%をしめ日本一を誇っています。
出荷時期の蓮田は、まるで極楽浄土を思わせる神秘的なムードを漂わせ、人々の心を魅了しています。
「花ハスの郷、南条町」で売り出し中の同町は、花蓮を中心とした、花はす公園を今年7月にオープンしました。
世界の花はすなど36品種を集めた、花はす池をメインに鑑賞園や切花園、食用園などのほか南北朝時代の武家屋敷風建物をかたどった瓜生の館が整備された、敷地面積19,200m2というものです。

 この花はす公園は、マツウラ武生工場から車で僅か10分たらずの近さ。
彩り美しく、可憐な花蓮を一度ぜひ、ご覧ください。