No.83 呼称登録全国第1号 1996(平成8)年7月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第83回目は、日本酒原産地呼称制度で「呼称登録全国1号」になった、お話です。

 日本酒に産地特有の個性を持たせようと企画された、日本酒原産地呼称制度の登録第1号が、 福井県は大野酒造組合から5月14日に発売されました。
大野、勝山のメーカー6社が厳しい基準の原料、製法で統一清酒を醸造。
SOC(原産地呼称日本酒)登録で「奥福井」、TSOC(伝統原産地呼称日本酒)登録では「奥越前」の2銘柄。
国内はもとより海外でも順次、売り出されます。

 この制度は、フランスワイン原産地証明制度の日本酒版。
海外産の安価な日本酒が輸入されたり、洋酒に押され気味の日本酒業界で、水やコメ、製法、生産地域 を限定して味や香りの特性を守り伝えようと提唱されました。
今回、全国19地域105社が参加していますが、登録は2種類の基準に分けられ全国で夫々19銘柄、15銘柄 が認定を受けていますが、福井は大野酒造組合の清酒は全国に先がけて、2種類とも、登録第1号に選ばれました。

 SOC第1号の「奥福井」は純米大吟醸酒。
TSOC第1号の「奥越前」は山廃酵母を使い、丹念に仕上げた特別純米酒。
どちらも「ほのかな甘味、心地よい苦味、切れ」がセールスポイント。
製造年、産地を明記した認定シールが貼られている福井の銘酒。
一度、お試しになられては。