No.9 住友家発祥の地、福井 1984(昭和59)年1月号掲載


 福井は日本のドマン中!第9回目は”住友家発祥の地は福井”という話。
いま日本で活躍している四大財閥系グループのひとつ”住友グループ”の初代、 住友政友は天正13年(1585年)、福井県は丸岡(松浦機械NEWS:昭和58年11月号、 日本のヘソ福井No.8丸岡城の話)に武家の子として生まれ、柴田勝家に仕えていた政友の父、 政行は勝家が自刃したあと、同じく北の庄城で自刃。
政友は母と兄の3人で京都へ出て商人となり書物や鉄類を売買していましたが、 住友の業組といわれる大阪河内の蘇我理右衛門の長子を婿養子に迎え、2代目住友友似に。
この友似は蘇我家から泉屋の屋号と南蛮渡りの製銅の秘法を授かり大阪に移って本格的に 銅吹屋を営み、住友家の業礎を固められた―。

 話し変わって、現在日本で株式を上場している企業約2,000社弱の社長で、出身地別調査の結果、 人口10万人あたりでは福井県が第1位とか。
こんな進取の気質が、日本4大財閥のひとつであり、いまや、 実質的に日本を代表する企業グループに成長した住友の基礎になっているのか、と思うと、 やはり福井は日本の中心地、”ヘソ”だと確信する次第です。