No.96 コスモスの公苑 1998(平成10)年9月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第96回目は、優しい彩りで秋を告げる 「コスモス公苑」のお話しです。

 福井駅から北西8kmあたり、福井市江上町と御所垣内町の休耕田に広がるコスモス畑が、 夏の終わりとともにピンク色に染まり始めています。
強い日差しの中、さわやかな風に揺れるコスモスが秋近しを感じさせます。
地域活性化に花を活かそうと、宮ノ下花の郷づくり実行委員会が毎年、種をまいて栽培。
約11ヘクタールの広大な休耕田は「コスモス公苑」と名付けられ、 公称8,000万本とも9,000万本ともいわれるコスモスで、カラフルに彩られています。
単位当たりの本数は、おそらく日本一とは地元委員会の声ですが、最近は近隣住民は勿論、 遠く京阪神や中京方面からも観光客があるとか。

 メキシコが原産地のコスモスは秋桜とも書き、花言葉は「乙女の純潔」「真心」「愛情」「調和」など。
日本の秋の風景に欠かせない花です。
日照時間が短くなると花芳のできる短日植物ですが、最近は適温であれば3ヶ月ほどで開花する 早咲き種もあるとか。
暖地では約1週間。涼しい地方では、一つの頭花が25日も咲き続けます。
デリケートな花なので、取り扱いには気をつけたいものです。

 「コスモス公苑」の見ごろは9月中旬から10月上旬にかけて。
ピンクのじゅうたんが広がり、花の迷路もできます。
「雲のじゅうたん」ならぬ「花のじゅうたん」を福井で楽しまれてはいかがですか。