No.98 ハーモニーホールふくい 1999(平成11)年1月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第98回目は、 北陸初の県立音楽堂「ハーモニーホールふくい」のお話しです。

 JR福井駅から南へ車で20分、田園地帯の中に位置した音楽堂。
建物の外観は福井特有の民家風のデザイン (シドニーのオペラハウスに似ているといわれています)で、雪に強い設計。
大小二つのホールの中央部に管理棟があり管理運営に配慮されているほか、 音楽愛好家のニーズに応え大・中・小6つの練習室が設けられ、 また展示ギャラリーには福井生まれの楽器、ハープとマリンバが展示されています。

 大ホールは、クラシック音楽に最適な「シューボックス型」の形状で、客席数1456席。
小ホールは「ミニ・アリーナ型」で客席610席、幅広いジャンルの音楽に対応できるようになっています。
特に北陸に縁がある著名な音楽家で、県音楽のアドバイザー、岩城宏之さんが指揮者の立場で、 設計の段階から関与されたこともあって出演者にも大好評。
楽屋とロビーおよび舞台床面の高さを同じにして、楽屋特有の暗いイメージを払拭、 広く明るくしたアーティストロビーなど──。

 音楽を愛し知り尽くした方々の、知恵と工夫から生まれた「ハーモニーホールふくい」は、 '97年9月のこけら落としを岩城宏之さん指揮で公演。
ハーモニーは音楽3要素の一つ。
日本のヘソにふさわしい文化の殿堂に育っていくことでしょう。