No.167 市民ランナー 2012(平成24)年10月号掲載


 記録的な残暑が続いた9 月から10月に入ると漸く秋らしく涼しくなってきました。

 スポーツをするには絶好の季節ですが、昨今スポーツ店ではランニングシューズの売り場面積が拡大していると聞いております。日本の市民ランナーの推定人口は、統計こそ色々あるものの、何かしらのランニングをするという定義では1千万人以上、また、週に数回定期的に走るランニング愛好家は3百万人以上であると言われています。しかもその数は年々増加しているとのこと。スポーツ用品メーカーさんも市場が増加しているのに放っておく訳はないということですね。

 ランニングをライフワークにされている「愛好家」以上の市民ランナーの中に、企業経営者の割合が非常に高いという話を聞いたことがあります。私の知り合いでも何名かおりましてフルマラソン参加者の強者もおります。勿論走る事が好きなのが一番ですが、健康維持のために走っている方もいれば、ランニングを組み立てるプロセス自体が企業経営に相通じるものがあるという意見の人もいたり、普段から様々なことを考えているが走ることで一旦頭をリセットし、それから思考を巡らすと良いアイディアが浮かぶんだという人もいます。

 どれもが分かり易い話です。私の場合は市民ランナーには程遠くて、週末にジムに行きルームランナーで90分程早歩きで運動して汗をかくぐらい、出張に出ていてもできる限りホテルのジムや街に散策に行ったりして身体を動かすようにしております。いずれにしても、過度なトレーニングでなければ身体に良いのは間違いなく、更に脳の活動も活性化(若返り)するのであれば、ランニング人口が増え続けていくのは当然ではないでしょうか。市民マラソンの参加者の30%以上が女性だというのも特に驚くことではないですね。休日や平日の夕方にご近所を一緒に走っているご夫婦を見かけることもしばしばですが、お二人でゆっくりとジョギングしている中で色んなことをリセットしたりしているのでは!?なんて思ったりするのは私だけでしょうか。