No.103 スポーツウェア生産地・福井 1999(平成11)年11月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第103回目は、ニットやアパレル製品に代表される 「スポーツウェア生産地・福井」のお話しです。

 ロサンゼルス、ソウル、バルセロナなどで開催されたオリンピックや、世界選手権、 ワールドカップなどスポーツの世界的な大会に出場する選手の「ウェア」は、 福井県の武生市を中心とした生産工場が提供したもの──とは大変な驚きですよね。
この武生のニット製品生産会社のトップ、ヒットユニオンで有名なヒット工業をはじめ大手10社が、その実力を発揮しています。

 どうして武生が──「戦後、小さなメリヤス工場が武生に沢山ありましたが、その後メリヤスは景気の波や時代の変化などから、 自然淘汰の道を歩みますが、基本的にメリヤスは経編(たてあみ)・丸編(まるあみ)なので、 織る技術も機械も、普通の織物や横編(よこあみ)とは違っています。
このニットを作るための専門技術や設備が、武生に根強く残り、これが現在のニット製品につながっている」由。

 ニット製品は、よく伸縮し動き易い性質を持っていたことから、最初は靴下作りから始まり、 スポーツウェア、ウォームアップスーツ、カジュアルへと発展してきました。
勿論、既製品のみならず、世界の有名選手のユニフォームなどのスペシャルオーダーも、数多く引受けて供給しています。
これらはコンピュータによるハイテク機器で、生産されていることは言うまでもありません。