No.57 福井(福の井) 1992(平成4)年3月号掲載


 福井は日本のドマン中!第57回目の「日本のヘソ福井」は、「福井」という地名のお話し。

 福井は日本の中心地ですよ、といい続けてはや10年たちました。
昭和57年9月創刊号のわがマツウラニュースでいい始めましたから、 元祖日本のヘソ福井ということになります。
そこで、今回はその福井という地名の起源を調べてみました。

 その1は、福井城の天守閣にあった井戸が福の井といわれる説。
慶長5年(1600年)結城秀康が越前に封ぜられた翌年、北庄城拡張工事以前からあった古い井戸が 「福の井」といわれた名井で知られており、寛永元年に当地の呼び名「北の庄」が 福の井にちなんで福井になったというもの。
現在の福井県庁の北隅に現存しています。

 その2は、現在の福井駅に近い柴田神社にある北庄城(天正3年<1575年>柴田勝家が築城)跡地で、 偲ばれるだけだが、この北庄城に寛永元年<1624年>3代藩主松平忠昌が越後の国、 高田から入城した時、北庄の名は縁起が悪いと「福居」と改め、 さらに現在の福井に改められたという説――が有力な2説です。

 いずれも福井城の北庄城に縁起があることは確かなようですが、 北庄城がはたしてどんな城だったのか資料もなく不明ながら、城を攻めた羽柴秀吉をして 「九層の天守をもった素晴らしい城」といわしめた由。
一度調べてみる方はいませんか。
きっと大きな黒い宝物(ゴマ?)がみつかるかも――。