No.8 わが国最古の越前丸岡城 1983(昭和58)年11月号掲載


 福井は日本のドマン中!第8回目は”わが国最古の越前、丸岡城”の話。
福井といえば永平寺に東尋坊、そして芦原(あわら)温泉と相場がきまっているようですが、 わが松浦機械本社工場から僅か2km北に、国の重要文化財に指定されている丸岡城 (別名、霞ヶ城)があり、貴重な観光素材です。
この城は、天正4年(1576年)に柴田勝家の甥、柴田勝豊が築城した平山城で、 現存する天守閣の中で、最も古い様式のものとか。

 天守閣は望楼式で外観は2階、内部は3階の2層3階建になっており、通し柱がなく、 1層は、2層、3層を支える支台となっており、屋根の交錯を避けるために独立的な破風とし、 各層の軒廻りは全て木部を外に現わしています。
このことからわが国の建築学において貴重なものとされていますが、もうひとつの特徴として 屋根瓦が全部、石(笏谷石)で造られているのも全国では希といえます。

 古武士的な風格の丸岡城はいつでも見学できますが、なにせ日本最古のお城。
階段の急なことは天下一品であり、女性の方はくれぐれもロングパンツで、 ご見学されますよう老婆心ながら、ひとこと―。