No.84 金属製の大型木琴 1996(平成8)年9月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第84回目は、福井を代表する楽器「金属製の大型木琴、マリンバも福井産」のお話です。

 福井を代表する楽器として、青山楽器が製作されている「アオヤマハープ」は世界的に有名ですが、 近年、福井県朝日町のこおろぎ社(斎藤宰社長)が製作する、大型の木琴、マリンバが脚光を浴びています。
国際シェアの約半分を占める同社は、マリンバの演奏家達の間では勿論、一般的にも知名度が上がってきています。
最近は福井の地元でも「福井特産・マリンバ」を使った音楽教室が開かれ、マリンバ人口が増えつつあります。

 マリンバは、並んだ音板の下に金属製の共鳴管をつないだ大型の高級木琴で、大きいもので幅約3mにもなる。
一般の木琴より柔らかい音色が特徴。
現代音楽の演奏を中心に、童謡からクラシックと幅広く吹奏楽やオーケストラで使われています。
各地の音大の打楽器科では、学生の80%がマリンバを専攻されているらしく、打楽器のなかでは最もメジャー。
近年関西を中心に演奏人口が増え、全国的に注目度がアップしている楽器です。
隠れた福井の音楽文化の存在に、地元福井県でも「来秋オープンする県立音楽堂の事業にマリンバを活かす」 ことも考えており、「ハープ」と共に「新しい福井の音楽」として育つことが期待されています。