No.23 清酒は福井に限る 1986(昭和61)年7月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」は、「清酒は福井に限る」おはなし――。

 福井で醸造される清酒、すなわち福井の地酒は酒造好適米である「五百万石」「山田錦」など、 普通の酒米より割高のものを原料米として使用しています。

 白山水系の水質のよい豊富な水と、醸造技術では定評のある「糠杜氏」「大野杜氏」などの 杜氏の心がこもった醸造手法によって、全国でも屈指のうまい酒として広く知られています。
そして、毎年おこなわれている国税庁醸造試験所主催の全国新酒鑑評会では、6銘柄が金賞を受賞。
常に上位にランクされるのも、「いい酒をつくるんだ」という、醸造業者各位の酒質向上のための 努力と研究のたまものでしょう。

 そして、この福井産の清酒は、福井県近海でとれる新鮮でおいしい魚などによって、 さらに「おいしさ」が磨かれて増幅されて「福井の地酒」として位置づけられたのでしょう。
福井を訪ねられる方々から「福井の酒はうまい」と好評なのも、こんなところに秘密があるのかも―― とは、福井県人のひいき目だけではないものと信じて、今日も杯をかたむけています。