No.176 10分の1 2015(平成27)年7月号掲載


 本年は、お陰様で創業80周年。私の祖父で創業者の松浦敏男がマツウラを興してからもうすぐ80年が経過します。親子三代、80年も何とか会社を繋いでこられたのは、一重にお客様、仕入先の皆様、そして社員の方々のお陰であると感謝の言葉しか浮かびません。皆様、本当に有難う御座います。

 さて、気が付けば私も社長に就任してからはや8年という月日が経過しました。80年と8年、日本人的には末広がりの数字が並んでいて縁起の良さに一人感じ入っておりますが、これから大きな節目となる創業100周年に向け更に皆様のお役に立てる様、日々一層精進せねばと気を引き締めている次第です。

 また、これらの並ぶ数字を比べて見ると、社歴に対し私の歴史などまだまだ10分の1でしかありません!社長就任以降の8年間は山あり谷ありの連続で、会社のトップとして「なんて辛くて大変なんだ」と頭を抱えたくなることも一度や二度では有りませんでした。ここに至るまでも相当のパワーを使ってきたと思いもしますが、この8年でもまだまだ10分の1。ここまで繋いでこられた先達の方々のご苦労の総和たるや、真に私の実感できるところではありません。今のマツウラが在るのは、これまで業務に携わった方々の想像を越える努力や、ご縁を頂いた皆様方のご支援の賜物であり、本当に「有難い」の一言に尽きます。

 創業者の祖父敏男も、二代目の父正則も、「良い機械を作ろう」、「お客様に喜んでもらおう」、「社員とともに発展していこう」、この一心で仕事に邁進してきたと思います。私はまだまだ彼らの足元にも及びませんが、思いは同じ、永年マツウラに脈々と受け継がれるこの思いは80年経っても変わることなく受け継がれていると思います。そしてこの変わらぬ思いを次の世代へ繋げていく、100周年を迎える時も同じ事が言えるようにしたいと思っております。

 これからもお客様のお役に立てるよう愚直に真摯に向かい合って前へ進んで参ります。

 今後ともどうぞマツウラを宜しくお願い申し上げます。