トピックス

日本のヘソ

令和8年新春号の日本のヘソ

No.215福井県立大学恐竜学部

 福井は日本のドマン中「日本のヘソ福井」第215回目は「福井県立大学恐竜学部」の話です。

 2025年4月、福井県立大学に新しく「恐竜学部」が開設されました。日本で初めて恐竜を学問の中心に据えた学部であり、古生物学や地質学、古環境学など、地球の歴史を多角的に学べる点が特徴です。学部は「恐竜・古生物コース」と「地質・古環境コース」の2コースに分かれ、1学年の定員は30名。1年次は永平寺キャンパスで基礎を学び、2年次からは福井県立恐竜博物館に隣接する勝山キャンパスで専門的な教育を受けます。

 福井県に恐竜学部が誕生した背景には、全国有数の化石産地としての歴史があります。勝山市の発掘調査では複数の新種が発見され、恐竜博物館は世界的にも高い評価を受けています。こうした“恐竜王国”としての地域資源を教育に結びつけ、研究と現場が直結した環境を整えた点が大きな特長です。

 学生は発掘調査などのフィールドワークだけでなく、CT解析や3Dモデリングなど最新技術を活用した研究にも取り組みます。将来の進路も研究者や学芸員に限らず、観光・地域振興、デジタルコンテンツ制作など幅広い分野に広がっています。

 恐竜が好きな方はもちろん、自然科学や地球の歴史に興味のある人にとって、新しい学びの可能性が広がる学部といえるでしょう。

BACK NUMBER

Page TOP