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シングルorダブル

このコラムは、会長松浦正則(創刊当時は副社長)が始め、No.145号からは現在は社長松浦勝俊が引き継いで、日頃思っていることを、率直に、そして大胆に書き綴ったものです。
辛口な社長コラムをぜひご覧ください。

2020年7月号のシングルorダブル

No.1972020年F1グランプリ開幕

 今年は、新型コロナウイルスの影響で日本ではオリンピックを始めとするほぼ全てのスポーツイベントが中止や延期を余儀なくされました。そんな中、漸く6月からプロ野球が開幕しました。無観客の静寂の中で、普段ならスタジアムの声援でかき消されてしまう迫力ある打撃音、ベンチからの選手の声等、今までのスポーツ観戦では味わえなかった醍醐味を感じながら皆様もご視聴されておられるのではないでしょうか。

 さて2020年F1グランプリも7月5日、約3カ月遅れの開幕戦がオーストリアで無観客レースとして開催され、波乱の展開の中メルセデスのボッタスが優勝しシーズンが開幕しました。本来の開幕戦であった3月のオーストラリアGPでは、金曜日の公式フリー走行開始2時間前ギリギリで急遽中止が発表され、サーキットでは既に準備を整えていた各チームやファンが大変な目に遭った経緯があります。今年はホンダパワーユニットを搭載するレッドブル勢と名門フェラーリ、そしてドライバーズとコンストラクターズチャンピオンシップ7年連続の新記録が掛かっているメルセデスとの三つ巴の争いが予想されており、また序盤ヨーロッパラウンド8戦は10週の中での開催で前代未聞の超過密スケジュールが強いられています。

 弊社はモータースポーツ産業をサポートするメーカーとして深く関わっており、多くのF1チームやそのサプライヤーでエンジンやギアボックス等の部品加工にマツウラのマシニングセンタが使用されております。

 以前、ある名門F1チームの代表と話す機会があり、「レースに勝つのにドライバーの才能とマシンの能力とでどのような割合で影響するものなのか?」と尋ねたところ「現代のF1では、最新技術を搭載したマシンの能力が8割以上と言えるだろう。つまり、ドライバーにとって強いマシンに乗らなければ先ず勝つことが出来ないと言える。しかしながら、この割合の壁を大きく超える超人的な才能を持つドライバーが稀に出てくることがあり、例えばアイルトン・セナのように、その機会に出会う時に人間の能力の奥深さを肌で感じるものだ」と非常に興味深い話を聞きました。

 果たして今シーズンはどのような結果となりますか、個人的には目が離せません。

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