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シングルorダブル

このコラムは、会長松浦正則(創刊当時は副社長)が始め、No.145号からは現在は社長松浦勝俊が引き継いで、日頃思っていることを、率直に、そして大胆に書き綴ったものです。
辛口な社長コラムをぜひご覧ください。

令和8年秋号のシングルorダブル

No.222展示会

 この9月に米国シカゴで開催された展示会IMTS 2026に出席して参りました。米国市場は、防衛、航空宇宙、AI データセンタ関連産業を中心に活況を呈しており、会期初日の月曜日は通常来場者の移動日となりスロースタートとなるところですが、今回は初日から多くの来場者でブースが賑わい、滞在した木曜日までずっと忙しく来場者の対応をしておりました。ブースには、標準色に加えて乳がん支援をサポートするピンクとホワイトの2トーンや斬新なブラックに塗装された特別色の機械が展示され華やかでした。また、機械づくりの基礎となる摺り合わせ作業の実演やその作業を実際に来場者に体験してもらったり、25年が経った9.11を追悼する約142センチのOne World Trade Center の精巧な削り出しモデル、米国子会社が今回パートナーシップを結んだフォードのNASCARエンジンサプライヤーであるRoush Yates Engines のV8エンジンを飾ってあったり、その他にも目を引く展示が多くありました。

 来られたどのお客様に聞いても「ここ暫くは多忙だ」と言われており、米国製造業の力強さを実感した次第です。会期中、実際の受注や多くの有望な引き合いをいただき、その後のフォローアップに尽力しております。

 同じ週にドイツ、シュツットガルトで開催された展示会AMB 2026も来場者が多くあったとの報告を受けており、このところずっと厳しかったドイツ市場にも漸く明るい兆しが見えて来たようで少なからずほっとしました。

 両展示会とも好評で良かったと言えますが、このところこのような展示会に出展する度に感じるのは、フルラインでボリュームを追い求めるビジネスモデルではなく、得意とするサイズに集中し付加価値を求める顧客層に届けるマツウラのモデルが十分なマッチング効果を上げているのかと感じる点です。伝統的な展示会出展によるプラス効果、より長期的視点で得られるものでしょうが、投資効果を明確に計るのは難しく、もっと有効的なリソースの使い方もあるのではないかと自問してしまいます。悩ましいですね。

 さて、10 月には東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF 2026があります。勿論、全力投球で臨んで参ります。皆々様のご来場お待ち申し上げております。

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